ドリプロのブログ

ラオスコーヒーを販売する学生団体ドリプロからのお便り

まち、カフェ、人

こんにちは!ななです。

 やっと気温が下がってきて早くお気に入りのコートを着てお出かけしたいなあと思っている今日この頃...今回は【まち・場・空間】といったことがテーマになってきます。

 

わたしはまちに出て、ひたすらに行く当てもなく歩くことが好きなのですが、そんな時に カフェやコーヒースタンドがあるとついつい目を止めてしまいます。インスタなどでお店 を探してそこ目当てで足を運ぶこともありますが、偶然見かけたお店だと一期一会な感じがしてますます気になってしまいます。

さて、余談はここまでにしておいて...今日は先日のきっきのブログテーマのカフェ繋がりにはなりますが、「カフェとまちの関係性」みたいなことを私個人の興味やここ最近の出来事を軸に綴っていこうかなあという感じです。最近思っていることを言葉に起こして、ただただ残しておきたいという完全なる備忘録的な面も強いですが、読んでくれると嬉し いです。言語化することって単純なようで意外と大切なことだと思います。


“まちのためにカフェをつくる”

この言葉は、先日とあるイベントでお話を伺った、書籍『カフェの空間学』を執筆された 空間デザイナーの加藤匡毅さんがおっしゃっていたものです。加藤さんは国内外でカフェや店舗空間を設計されていますが、その際、場において何かしらの接点が生まれることをデザインの中で意識しているそうです。


“通りと中の”キワ”のデザイン“

この言葉に表れているように、お客さんと働く人、お互いの顔が見えるように、通りにひ らかれるデザインを心がけているとのこと。なんだかこの意識ってドリプロの理念にもつながる “顔の見えるフェアトレード“に通ずる面もあるなあと。また、通りに開かれた空間って「あそこに行けば、いつも変わらないあの人がいる」って 実感させてくれたり、逆に「あの人に会うために今日もあそこに行こう」って思わせてく れたり、人は流動的でも確かにそこにつながりはありますよね。「あの人にドリップして もらいたい」、「あの人から買いたい」って思ってくれるような存在にドリプロもなれたらこの上ない幸せだなって思いました。ここ最近、道の曲がり角にお店を構えているコーヒースタンドとかってよく見かける気がします。何だか嬉しくなります。

 

あとはやっぱり日常に溶け込むこと。カフェに行くことがもっと敷居の低いことになって 、一日の始まりでも終わりでも、「あの場で一杯のコーヒーを」みたいな空間が増えたら少しでもその日の活力とか区切り(?)になったりするのかなあと。

 

最後に、最近行ったおすすめのコーヒースタンドを紹介します。中目黒にある「 ONIBUS COFFEE」というところです。ここは駅に割と近く、すぐ向かい隣に小さな公園があったりと、本当にまちとそこにいる人に溶け込んでいるお店なんです。コーヒーが美味しいのはもちろん、ドリップしている光景がちゃんと見えて、サトウキビの生分解性ストローで ドリンク提供していたり、お店の方も質問したらめちゃくちゃ丁寧に答えてくれたりと、 とにかく魅力的。中目黒近辺に行く機会があればぜひ行ってみてください!おすすめです 。

 

私は、「場づくり」とか「コミュニティ」、「公共空間」といった言葉にわくわくします 。人が引き寄せられる場、集う場の設計とかにも興味があります。人がそこに“いる”こと によって自然と文化が生まれますよね。単純だけど、それが素敵だと思います。

 

長くなってしまいましたが...最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!それでは。 

 

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