ドリプロのブログ

ラオスコーヒーを販売する学生団体ドリプロからのお便り

セミナーに参加してきました!

 

こんにちは、ゆかりです🍎🍏
 
「コーヒーは淹れるのが下手だと美味しくならない」
これはラオスでカフェを営むタオさんに言われた言葉です。私はこの言葉がスタディーツアーでたくさん学ばせてもらった中で、最も印象に残りました。
 
どんなにラオスの方が美味しい豆を作ってくれても、わたしたちドリプロの力量不足でみなさんに美味しいコーヒーを届けられないのは悔しすぎる。ラオス農家のみなさんのためにいま私に必要なことは、コーヒーを美味しく淹れる力。
 

…ということで、
ななと一緒に『LIGHT UP COFFEE 』さんのドリップセミナーに行ってきました。
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LIGHT UP COFFEEさんは吉祥寺に自家焙煎コーヒーショップ、下北沢に焙煎所、京都にもカフェがありスペシャリティコーヒーを扱っています。
 

セミナーへ行ってまず驚いたのが、道具が全部揃っていること。
手ぶらで参加できるのはとても有り難いですね。
内容はスペシャリティコーヒーについて、道具の説明、抽出方法、実践 という流れでした。

1.スペシャリティコーヒーとは
スペシャリティコーヒーとは、ある一定の条件を満たしたコーヒーのことです。すべて一貫した工程で品質管理が徹底されています。ただ眠気覚ましに買うコーヒーとはまた違った楽しみ方ができます。
 
また、トレーサビリティーが充実していることもスペシャリティコーヒーの特徴の1つです。コーヒーを大まかな生産地でみるのではなく、どの国でどの農家さんがどのような生産処理方法で作ったのかが明確に表記されています。
まさに『顔の見えるコーヒー』
ちなみに、コーヒーは土壌や処理方法によってかなり味わいが変わります…おもしろい。
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 (LIGHT UP COFFEE さんで頂いたカード。)
 
2.道具の説明

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画像中央にある水色のポットはライトアップコーヒーさんで販売されているのですが、とにかく使いやすい。ポットは注ぎ口が細く、長すぎず、量をコントロールできるもの。また狙ったところにお湯を注ぎやすいものがオススメだそうです。
道具は淹れたいコーヒーに合わせて、自分の力量に合わせて、もっともっとこだわらなくてはいけないことを、再確認できました。
 
3.抽出方法・実践
今回のセミナーでは浅煎りについて学びました。
動画の前半は中・深煎り、後半は浅煎りの淹れ方です。
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中・深煎りは真ん中へ向かってゆっくり静かに淹れるのに対して、浅煎りはジャバジャバと勢いよく淹れるそうです。ここまで違いがあるだなんて…!
レシピや淹れ方を学んだ後2度実践をしたのですが、これがとにかく難しい。
自分でいれたコーヒーは、普段飲んでいるコーヒーとは程遠く。ただのお湯に…。笑


今回のセミナーを通して美味しく淹れる方法をより一層練習していかなくては!と実感。

 


最後に一緒に参加した、ななからのコメントです。
 
セミナーというと、少し敷居が高く聞こえますが、このライトアップコーヒーでのセミナーは初級・上級と分かれていて、その人のレベルに合わせて段階的に学んでいくことができます。「コーヒーを楽しむ」ことを第一に、初心者でも無理のない範囲で美味しく淹れるテクニックを学ばせていただきました。
 
せっかく私たちのコーヒーを飲んでいただくのであれば、美味しさをダイレクトに感じてほしい。コーヒーの新鮮さやフルーティーさが伝わるように淹れたい。元あるモノの価値をそのまま伝えたい。
 
こんな思いから今回セミナーに参加してみましたが、やっぱり淹れる本人が一番にコーヒーを楽しむことが大切なのだと感じました。
 
まだまだ知らないことばかりなコーヒーの世界、とっても興味深いです。  
 

なな

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みなさんに美味しいコーヒーを届けられますように。


——
LIGHT UP COFFEE さん
https://lightupcoffee.com
お電話したところ、ブログ掲載を快く承諾して下さりました。ありがとうございました!