スタツア1日目 遂にラオス入国。ラオス産ジャパニーズラムを作る井上さんとの出会い 23/12/2017
今朝の目覚めは鼻血のでる感覚でした、ひろきです。
昨夜はベトナム・ハノイ空港で一夜を過ごし、朝の便でラオスの首都ビエンチャンに移動。
やっとスタツアの舞台であるラオスに到着です。
首都とは言えど、割と閑静な雰囲気のビエンチャン。
宿泊先にチェックイン後、トゥクトゥクでバスターミナルへ向かいます。
日本人の方が経営されるラム酒製造工場「LAODI」に行くためです
約束の時間が迫っていたこともあり、僕らは少し焦っていました。
がしかし、このトゥクトゥクのおじさんが超マイペース。
おじさん「この木の実うまいぞ!ほら、あげるよ」
ここで謎の木の実休憩(笑)
あんまりおいしくなかったことは内緒です。
その後バスターミナルへ向かう途中も、なんせスピードが遅い。
周りの車にどんどん抜かれて行きます。
当のおじさんは、信号待ちの間に木の実をまたパクリ。
・・・なんだか憎めません。
結局、10分ほど遅れてバスターミナルに到着しましたが、運よくバスも遅れていました。
今度はバスでLAODIまで向かいます。
さすがにお疲れなけんしろーさん。
40分ほどすると、運転手さんが目的地だといって下してくれます。
とっても閑静な村に到着です
けどあれ??
探してもLAODIが見当たらない。
どうやら違うところに来てしまったみたいです。
ネットも使えないので、まずは村の人に話を聞きます。
けんしろー「ドゥーユーノウラオディ?」
村の人「・・・?」
村の方で知ってる人はおらず。
頼みの指差しラオ語帳も宿においてきてしまいました。
さて、この状況を打開するためにどうするか・・・
このポーズ、
そう、ヒッチハイクです。
そして残念ながら、多くの車が通り過ぎます。
「あぶねえ!」って感じのクラクションを鳴らされることも
そんななか、止まってくれた一台の車が!
・・・バスでした(笑)
そんなこんなでなんとか、無事LAODIに到着。
1時間以上の大遅刻でしたが、社長の井上さんは快く受け入れてくださりました。
12年前から始め、最近ではパリの品評会に呼ばれるなど世界的に評価もされているそうです。
僕は初めてラム酒を飲みましたが、びっくりするぐらい飲みやすく美味しい。
なんでも、世界で3%しか作られていない製法でつくっているんだとか。
色々あるラム酒の中には、コーヒーリキュールもありました。
そして使用しているのは、ドリプロと同じくラオス産ティピカ。
お酒の味を表現するのは苦手ですが、とにかく美味しいかったです。
井上さんはコーヒーにも詳しく、色々なお話を聞かせていただきました。
例えば収穫期の短期労働者の雇い方。
今年の夏に僕たちが調査した時には、労働者が集めたコーヒー分を対価として支払う、歩合制が一般的でした。
しかし、これでは量を多くとるために労働者は未完熟のチェリーや違う種類を取ってしまい質が落ちてしまうんだとか。
だから井上さんが契約している農家では、1日いくらと決めて労働者に対価を払う固定給制を導入しているそうです。
さすが品質にこだわっているだけあり、どうすればよりよい作物の作り方に関しても詳しかったです。
井上さん、ありがとうございました!
これから2週間ラオスでどんな出会いがあるのか、楽しみです。
明日はビエンチャン付近でカフェ巡りをしてきます。
ラオスではどんな形でラオスコーヒーが提供されているのか、楽しみです。
それじゃ!
(ひろき)