ドリプロのブログ

ラオスコーヒーを販売する学生団体ドリプロからのお便り

こんにちは青木陸です
5月のテーマは、身近にあるフェアトレードです!
自分はコーヒーのフェアトレードについて語ろうと思ったのですが
例えばフェアトレードの主に取引されてるのはコーヒーである。東インド会社のマックスハーフェラールの小説の反響等、南北問題によるものだけが語られがちだが東西問題による冷戦下での中米紛争に翻弄される生産者たちを助けるためSCAA3代目会長がニカラグア産コーヒーを輸入して売り上げの一部を革命政府側に寄付したりエルサルバドルの情勢の鎮静のために頑張ったり。フェアトレードラベルはオランダのフランツ神父、ニコローツェンが良心的な製品を誰でも手に取れるよう一般の流通ルートに乗せるため作ったもの出会った事。
それらを学ぶきっかけになったのは学生団体なので自分の身近なフェアトレードは学生団体だと思うのでそれについて書いていきます。フェアトレードの良いところは他の人が挙げると思うので自分はどちらかと言えば疑問に思うところについて書いていきます。
別にこの団体のように商品を扱っているのならともかくコロナで軒並み自然消滅したようなイベントメインのフェアトレードの団体に入ってフェアトレードについて学ぶことはないでしょう。コロナ前だったらかなり大きなイベントで説明するため最低限はやっていたのでしょうが、その機会がなくなってからは当然最低限すらなくなり”すべての取引がフェアトレードになればいい”なんて気軽に言ってしまうような人がいるのはどうかと思います。
だからと言ってフェアトレード批判のためにフェアトレードのおかしな真実をだけを読んで批判した気になるのも可笑しいとも思いますが。(英訳がUnfair Trade: The Shocking Truth Behind 'Ethical' Businessでフェアトレードに触れているのはラベルのみありしかも最初だけである)
自分はそういった団体で勉強会を開こうと言ったことがあります。自分は別に周りにフェアトレードの良さとやらを広めたかった訳でなく発信する側の運営として高校生でも言えるような都合のいい部分だけでなく仕組みや歴史についてある程度は理解して欲しかったのかもしれません。
よくフェアトレード団体では常套句としてあまり広まっていないと言われるが少なくとも今の教科書には普通に載っているから発信相手のメインである学生は普通に知っているだろう。売られていないかと言われればフランチャイズのセブンだったりブラック企業で有名なゼンショーでいくらでも売っているわけで、売れないのは一昔前の外国なら無ければ不買運動の理由になったかもしれないが無くとも大抵の人はどうとも思わない論理性だけを売りにしているのならそれは売れないとは思います。ちなみにゼンショーのコーヒーはサステイナブルコーヒーとして提供しており、ドリンクバーとして使われる豆としては欠点豆などを完全に除去しているので、クリーンで飲みやすいと思います。
ここまで書いて別にフェアトレードSDGs みたく沢山の目標がある分けではないし結構漏れもあるが、挙げることそのものによる意義や現地でも消費地でも波及効果等期待できる部分も大きいので当事者意識を持ちしっかり向き合って行きたいと思います。


https://momonga-zuizui.at.webry.info/201102/article_9.html

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私たちドリプロは、5月14日(土)、15 日(日)「世界フェアトレード・デー・なごや2022」に出店いたします!👏

▼出店情報はコチラ

世界フェアトレード・デー・なごや2022

・開催日:2022年5月14日(土)、15 日(日)

・時間:11:00 〜 18:00

・場所:久屋大通公園

 

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