ドリプロのブログ

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日本のフェアトレード

こんにちは、みきです!

 

今月のテーマは「身近にあるフェアトレード」です!

どんな物を紹介しようかと迷いましたが、
農学部在学中で、すこ〜しユニークな経緯を持つ、私独自の視点から独自のフェアトレードを紹介したいと思います!!

題名にも書きましたが、
日本のフェアトレード。と聞いて何をイメージするでしょうか?

 

身近に潜んでいるフェアトレード、、、それは!

トレースアビリティが確立された"農産物" および"農産加工品"です🥬

 

トレースアビリティとは、、

製造や加工の工程において、追跡記録を取ることを指します。

作物栽培では、誰が栽培し、種子をどこで手に入れ、栽培過程でどれだけ農薬を散布し、どんな流通経路をたどり販売されたか。などを明らかにします。

 

加工においても、調達、加工、流通、販売の経路を見える化します。

 

農産物において
ほとんどの場合は、同じ地域で同じ作物を卸した他の生産者の農産物とまとめられ、スーパーマーケットなどに並びます。

そして、農家さんにはその時の市場に合わせた価格が後払いされます。

豊作貧乏という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
たくさんの作物が取れたら、たくさん出荷します。
そうすると供給過多となり、市場価格も下がります。
当然、農家さんの収入も減ってしまいます。

 

そこで私が考えるフェアトレードについて。
よくスーパーマーケットや道の駅で生産者の顔がついた農産物を見たことがあると思います。

その場合、農家さんが売りたい価格で販売していることがほとんどです。
市場価格に左右されずに販売が可能となります。

栽培過程において、どれだけの費用がかかったかを考慮し、市場に価格に左右されることなく、農家さんに値段設定の決定権があるのです。

農家さんの手元に残るお金の増収が期待できます。

 

さて、次は農産加工品について、

私の経験も踏まえつつお話ができればと思います。

 

私自身、去年大学を休学し少しの間ですが

酒蔵で日本酒の製造に携わっていました🍶

 

加工品を作る際に、トレースアビリティが確率されていないものを用いて加工するとなると、農家さんにとっては、先に述べたような市場価格に左右された収入が入ることになります。

 

私が働いていた酒蔵では、

酒米はすべて契約栽培によって確保したものを使用していました。

 

農家さんと酒蔵の間で、

酒米のクオリティに関わらず、毎年同じ量を同じ値段で取引することがあらかじめ決められ継続して取引が行われます。

両者にとって安定した栽培・製造が可能となります!!

 

ですが、市場に左右されずに農家さんの努力が評価され、収入として入ってくる。豊作貧乏なんて状態があってはいけないと思います。

 

フェアトレードと聞くと、

国家間のやりとり、自分には何も手を出せる領域ではない。

とイメージしてしまうかもしれません。

私が述べた、農産物・加工品においてもある意味"フェアトレード"と言えるのではないでしょうか。

 

そう考えると、フェアトレード商品を購入することって案外難しくないかも~!!

 

次回はどんなフェアトレードの話が聞けるか楽しみです😊

 

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