ドリプロのブログ

ラオスコーヒーを販売する学生団体ドリプロからのお便り

【スタツア2019 3日目】

ສະບາຍດີ!(サバーイディー)こんにちは!

日本と同じ虫の鳴き声、同じ山の匂いがして、初めてのスタツアなのに懐かしく感じた、なおです🍀

 

タツア3日目は、実際のコーヒー農家さんの家でホームステイをさせていただきました!

去年に続きチャンパーさん(組合長)の家で、夕食を一緒に食べ、一泊しました。

 

まずは市場に買い出しへ!今回は日本料理としてカレーを作りました🍛

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美味しそうな果物がたくさん🍎テンションが上がりますっ!!

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豚肉を目の前で切り分けてくれます。内臓と…

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調理の際、買った豚肉を洗わずに切り始め、ラオス人の通訳に、きれいじゃないよ〜と笑われることになります💦

 

昼食用のເຂົ້າຈີ່(カオチー)🥪も購入。

豚肉や、野菜、色々なソースをパンにはさんだ、ベトナムバインミーのようなもので、安くて美味しいので、私は大好きです😍

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ここで豆知識をひとつ!

ラオス第二次世界大戦前後フランスの統治下にあったため、フランスパンがとても美味しいんです。

 

買い出しを終え、チャンパーさんの家へ。

そして、今期から始めた「笑顔プロジェクト」😊

生産者と消費者を繋ぎたい、生産者の方々に消費者を身近に感じてもらいたい、という思いから、イベントでコーヒーを買ってくださったお客さんの写真をアルバムにし、生産者の方々にお渡ししました。

そのアルバムを真剣に見るチャンパーさんと…

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去年来たメンバーを指差し、「覚えてるよ!」と言ってくださった方も☺️

生産者の方々の笑顔も、消費者の方々の笑顔も見ることができ、少しは、両者を繋ぐことができたのではないかと感慨深かったです。

 

家計調査の合間に子供たちにラオス語を教わるメンバー

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「もう一回!もう一回!」小学生の厳しい先生のもと、頑張りました😂 覚えられたかな?

 

そして、慣れない器具に四苦八苦しながら作ったカレー🍛も…

皆さんແຊບ(セーヴ)美味しい!と大好評🥰

おかわりもして、ອີ່ມແລ້ວ(イームレーオ)お腹いっぱい!になるまで食べてくれました。

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私は大学でラオス語を専攻しているので、座学で習ったラオスの方々の暮らしを五感で体感することができ、新たな発見もたくさんありました。

私たちが扱っているコーヒーの生産者の方々に直接お会いしてお話しを聞くこと、また一般の家庭にホームステイをすること、これは非常に貴重な経験で、やりたくても簡単に出来ることではありません。また、よそ者である私たちを快く迎えてくださり、改めて、信頼関係の大切さを実感しました。

同時に、家計調査などから生産者の方々の生活の厳しさも感じました。例えば、無農薬で高品質のコーヒー豆をつくるには害虫や気候、費用の問題などで実質的な利益はとても少なくなってしまいます。

生産者と消費者を繋げるとは、フェアトレードの矛盾、ラオスコーヒーのあり方など、色んな考えが頭を巡りパンクしそう😂ですが、あと4日!頑張るぞ💪

長くなりましたが、最後に、市場にあるメンバー御用達のお店で!明日の朝ごはんはここで買おうかな〜🥰

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【スタツア2019 2日目】

サバイディー!ビアラオをどうしても現地で飲みたいななです。

 

タツア2日目です! 今日はいよいよ家計調査!元気に頑張るぞ〜と言いたいところですが、今日も昨日と同じ様、冷たい雨が降る中のスタートです。
どことなくメンバーもテンションが下がり気味のようで、、(笑)

 

午前は昨日お邪魔したジャイカフェに再び訪問し、JCFCの幹部の方たちとお話しする機会を頂きました。

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代表のウアンさんからは主にJCFCの沿革やATJとの関わりについて伺いました。

 

話の中で印象的だったのが、JCFCとATJとの信頼関係の強さです。ATJに特徴的な前払い制度やプレミアムの仕組みがいかに生産者に対する恩恵へと変わっているか等、他の取引先にはないATJの良さや強みを繰り返し語ってくださいました。

 

ウアンさんはまた、日本のラオスコーヒーの消費者に対して、「是非彼らも実際にラオスに来て、本物のコーヒー農園を見ていって欲しい。」とおっしゃっていました。一杯のコーヒーになるまでの過程やラオスコーヒーの品質の良さを五感を使って感じて欲しい、とのことです。

 

それほど愛着や誇りを持って作っているラオスコーヒーの美味しさや、ラオスのコーヒー生産の強みをいかに消費者に対してリアルに伝えていくか、それが今後のドリプロの課題でもあるな、と実感しました。

 

そして午後はノンルワン村での1回目の家計調査です。

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行く道は険しく、車の揺れによって車内ではみんなでおしくらまんじゅう状態(笑)

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車を降りて、久しぶりに雨が止んだ空の下ニコニコワクワクなみんなの表情を一枚。

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一方、奇抜ファッションの代表ふみかは泥に足が埋まる。
それでもどことなく、楽しそうな表情です。(笑)

 

タツアでは全てが体験です。
これも良い思い出だよ、、、!

 

村に到着し、始めに村で一番長く住んでいるワンディーさんにノンルワン村の基本情報を伺うことができました。

 

そしていよいよ2班に別れての家計調査。

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尋問にならないように、あくまでコミュニケーションということを忘れずに進めていったつもりでしたがやっぱり初回、難しいです。

 

本当は、聞いた数値に対する疑問や踏み込んだ考察まで行いたいのですが、これも経験を積んでいく必要があります。

 

午前のジャイカフェでも午後のノンルワン村での家計調査でも興味深い情報が多く、それをまず吸収することで精一杯。私もまだまだ知識不足なのを実感。

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ただ、今回のスタツアでこれまでドリプロが取り組んできた「笑顔プロジェクト」が1つのアルバムとして形になり、それが実際に生産者の元に届けられたのは、本当に嬉しく、最高の瞬間でした。僅かでも生産者と消費者が繋がることができたように思います。

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2日目にして、ドリプロのこれまで行ってきたフェアトレードや"生産者と消費者の橋渡し"ということに対する悶々とした疑問が止まりません。
でもやっぱり、実際にコーヒー生産者の方に会って話を聞けることは本当に嬉しい!

 

よし、明日もたくさん吸収して、考えて、考えて、考えるぞーー!

それでは!

 

 

【スタツア2019 1日目】

こんにちは、ゆかりです🍎

今年もスタディーツアーがはじまりました!

今回の期間は2019年9月4日〜9月10日の1週間です!


ラオスは絶賛雨季なのですが、、、とにかく寒い!!!想像をはるかに超えてきました☂️

下の画像は車内から撮った写真なのですが、今年は雨が多いらしく洪水により家の半分まで浸ってしまっている状況でした。

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本日はコーヒー農家出身であり、コーヒーを作ることから売ることまでの全てを網羅しているタオさんが作ったカフェへ行きました。

かつての生産者たちはコーヒーの味を問わずに売っていたため、みんなでコーヒーを味わいながら課題を考える場になるように作ったそうです。

またタオさんの兄弟が、目の前でコーヒーを入れて下さりました!みんな興味津々です、笑

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朝と夕方では濃さを変えているそうです。この淹れ方はハンドドリップというのですが、コーヒーのおいしさがダイレクトに出るためこの方法を採用しているそうです。

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わたしたちドリプロは消費者と直接関わりながら販売することができるという強みがあり、タオさんはそんなドリプロの存在がとても有難いと仰っていました。これからも、より良いコーヒーをみなさんにお届けできるよう今回のスタディーツアーを通してたくさんのことを吸収してきます🇱🇦