ドリプロのブログ

ラオスコーヒーを販売する学生団体ドリプロからのお便り

9期代表の私が、ドリプロに入ってよかったと思うこと

こんにちは!
ドリプロの9期代表のふみかです。


ドリプロは12月末で9期を終え、10期へと代替わりします。
ドリプロもついに10年目…!
これからもドリプロが続いていって、自分の結婚式でドリプロのコーヒーを出すのが野望です(笑)


そんな10年目を迎える前に、今日は私の話をさせてください。
今このブログを見ている方の中には、ドリプロに入ろうかなーと考えてくれている方もいるのではないかと思います。
2年間ドリプロにたっぷり浸かった私が、そんな人の背中を押したいのです。
「とりあえずドリプロを続かせていきたい」そんな思いで駆け抜けた私がドリプロに入ってよかったと思うことをお話しします。

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①「それまで送っていた大学生活では会えなかったはずの社会で活躍する人に出会えた」
ドリプロの活動をする中で、お客さんを含め
たくさんの人に出会いました。
社長や、ラオスのコーヒー生産者のことを何でも知ってる人、ラオスでものづくりをしている人…。
大学に行ってバイトをするだけでは出会えなかったはずの、社会でリアルに活躍するたくさんの人に会えました。

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②「興味が同じ仲間ができる」
ドリプロに参加する動機は、人によって本当に様々です。
でもみんな、ドリプロのどこか少しでも興味があるから入ってくれます。
そして活動するうちに、興味がなかった部分にも興味が出たり親近感が湧いたりします。
そのとき周りにいるのは、その興味を共有できる仲間です。

 

私の話をします。
私はフェアトレードに興味があってドリプロに入りました。
それまで私の周囲には、フェアトレードに興味がある人はあまりいなく、それについて熱く話せる人もいませんでした。知らない人でさえたくさんいます。
でもドリプロに入ったら、同じ興味で、考えを共有できる人がたくさんいました。
そのうちコーヒーやラオスも好きになってきました。そんなときドリプロには、コーヒーやラオスのことを教えてくれる仲間がいるのです。

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③「やり方の決められていない仕事をするという経験ができた」

学生でも、アルバイトを通して働く経験をする人は多いと思います。
でも私が思うに、アルバイトってやり方のわかってる仕事や、すでに効率よくなっている仕事をすることが多いような…。
ドリプロには良い意味でも悪い意味でも「こうやったらうまくいく」というような仕事のやりかたがありません。
常に試行錯誤し、臨機応変に対応します。
商品のプライスカードを作るのも、コーヒーの説明をするのも、ワークショップを行うのも、イベントの準備をするのも、一人一人が考えて行います。
難しいけれど、おもしろいです。
うまくいかないことも、多いです。
それをかえてうまくいったときは、最高に楽しいです。
この経験をしたことが、きっと今後自信になると思います。

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④「ラオスに行けた」

これはやっぱり大きいです。
私たちの行く場所は、観光で行くような場所ではありません。
グアムに行ったことしかなかった私が次に行くのがラオスの農村だなんで思いもしませんでした。
ドリプロに入らなければどうしたって絶対行かなかった場所ですが、そこには広い空とコーヒー農園とゆったりした時間とよそ者の私たちを受け入れてくれる人たちがいます。
絶対、また行きたいと思う場所です。

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⑤「極められるものができた」
ドリプロの扱う商品は、ラオスコーヒー1つだけです。
少ないからこそ、深く知れるし、極められる、愛も持てる。
また、そんなに話したことがない人にも「コーヒーの人」と言ってもらったり、いつしかラオスコーヒーが、「私といえば」になった気もします。


以上5つ、超個人的に私がドリプロに入ってよかったと思うことをあげてみました。
ドリプロに入るか迷っているなら、一回勇気を出して連絡してみてほしいです。
お待ちしています。

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出店報告:みつばちサンフェスタ

こんにちは!最近のお気に入りはラオスコーヒーでカフェオレをいれることです、9期代表ふみかです。


先日、千歳烏山で行われたみつばちサンフェスタに出店しました。

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ドリプロが千歳烏山で出店するのは、去年から数えて3回目、冬の出店は初めてでした。


今回初の試みは、こちら。

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ラオスで手作りされた、竹製のコーヒーフィルターなんです。(バックはうちの台所です笑)
洗って何度でも使えます。
紙フィルターでいれたときと比べると、豆本来の味(というのでしょうか?)がより感じられる気がします。
紙のときより豆の油がそのまま落ちていくのだと思います。
どちらかというと紙の方が飲みやすく万人受けだと感じたので、お客様には紙でいれたものをお出ししましたが、竹フィルターでいれたものももちろん美味しいです。
そもそもコーヒーが美味しいので!
リクエストがあれば竹フィルターでもおいれしますので、気になる方はぜひドリプロのイベントへ!


メンバーのほとんどは千歳烏山でのイベントは初めてでしたが、私は最初に出店したときから毎回参加しています。
今回は以前の出店の際にご来店くださったお客様がまた来てくださることがあったり、3回出店したからこその喜びがあり幸せでした。

 

締めは主催者の方にとってもらった素敵な写真で🤳

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最後まで9期の応援、よろしくお願いします!

 

 

セミナーに参加してきました!

 

こんにちは、ゆかりです🍎🍏
 
「コーヒーは淹れるのが下手だと美味しくならない」
これはラオスでカフェを営むタオさんに言われた言葉です。私はこの言葉がスタディーツアーでたくさん学ばせてもらった中で、最も印象に残りました。
 
どんなにラオスの方が美味しい豆を作ってくれても、わたしたちドリプロの力量不足でみなさんに美味しいコーヒーを届けられないのは悔しすぎる。ラオス農家のみなさんのためにいま私に必要なことは、コーヒーを美味しく淹れる力。
 

…ということで、
ななと一緒に『LIGHT UP COFFEE 』さんのドリップセミナーに行ってきました。
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LIGHT UP COFFEEさんは吉祥寺に自家焙煎コーヒーショップ、下北沢に焙煎所、京都にもカフェがありスペシャリティコーヒーを扱っています。
 

セミナーへ行ってまず驚いたのが、道具が全部揃っていること。
手ぶらで参加できるのはとても有り難いですね。
内容はスペシャリティコーヒーについて、道具の説明、抽出方法、実践 という流れでした。

1.スペシャリティコーヒーとは
スペシャリティコーヒーとは、ある一定の条件を満たしたコーヒーのことです。すべて一貫した工程で品質管理が徹底されています。ただ眠気覚ましに買うコーヒーとはまた違った楽しみ方ができます。
 
また、トレーサビリティーが充実していることもスペシャリティコーヒーの特徴の1つです。コーヒーを大まかな生産地でみるのではなく、どの国でどの農家さんがどのような生産処理方法で作ったのかが明確に表記されています。
まさに『顔の見えるコーヒー』
ちなみに、コーヒーは土壌や処理方法によってかなり味わいが変わります…おもしろい。
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 (LIGHT UP COFFEE さんで頂いたカード。)
 
2.道具の説明

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画像中央にある水色のポットはライトアップコーヒーさんで販売されているのですが、とにかく使いやすい。ポットは注ぎ口が細く、長すぎず、量をコントロールできるもの。また狙ったところにお湯を注ぎやすいものがオススメだそうです。
道具は淹れたいコーヒーに合わせて、自分の力量に合わせて、もっともっとこだわらなくてはいけないことを、再確認できました。
 
3.抽出方法・実践
今回のセミナーでは浅煎りについて学びました。
動画の前半は中・深煎り、後半は浅煎りの淹れ方です。
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中・深煎りは真ん中へ向かってゆっくり静かに淹れるのに対して、浅煎りはジャバジャバと勢いよく淹れるそうです。ここまで違いがあるだなんて…!
レシピや淹れ方を学んだ後2度実践をしたのですが、これがとにかく難しい。
自分でいれたコーヒーは、普段飲んでいるコーヒーとは程遠く。ただのお湯に…。笑


今回のセミナーを通して美味しく淹れる方法をより一層練習していかなくては!と実感。

 


最後に一緒に参加した、ななからのコメントです。
 
セミナーというと、少し敷居が高く聞こえますが、このライトアップコーヒーでのセミナーは初級・上級と分かれていて、その人のレベルに合わせて段階的に学んでいくことができます。「コーヒーを楽しむ」ことを第一に、初心者でも無理のない範囲で美味しく淹れるテクニックを学ばせていただきました。
 
せっかく私たちのコーヒーを飲んでいただくのであれば、美味しさをダイレクトに感じてほしい。コーヒーの新鮮さやフルーティーさが伝わるように淹れたい。元あるモノの価値をそのまま伝えたい。
 
こんな思いから今回セミナーに参加してみましたが、やっぱり淹れる本人が一番にコーヒーを楽しむことが大切なのだと感じました。
 
まだまだ知らないことばかりなコーヒーの世界、とっても興味深いです。  
 

なな

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みなさんに美味しいコーヒーを届けられますように。


——
LIGHT UP COFFEE さん
https://lightupcoffee.com
お電話したところ、ブログ掲載を快く承諾して下さりました。ありがとうございました!